鬼崎ヨットクラブ » 2015 9 6 第29回安全訓練
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2015年09月06日(日)/ 17:22
Categories:安全委員会

天気下り坂の中、「第29回鬼崎ヨットクラブ案船訓練」を、9月6日(日)開催しました。
 
午前中は、無線協会さんの VHFについての講話、
常滑消防署さんの恒例の救急救命指導、
海上保安庁さんからは、船舶の夜間灯火についてお話をいただきました。

第29回 鬼崎ヨットクラブ安全訓練計画書
平成27年7月12日
1 実施日 平成27年9月6日(日)
2会 場 (1) 陸上訓練
     鬼崎ヨットクラブ クラブハウス (2) 海上訓練
     鬼崎フィッシャリーナ沖水域
3内容 (1) 午前の部
9:00
10:00
11:00 11:10 11:40

(2) 午後の部 13:00 13:30

(1) 鬼崎ヨットクラブ所属全艇
(2) 常滑警察署所属警備艇 とこなめ愛2
(3) 中部空港海上保安航空基地 レスキュー艇(ゴムボート)

(1) 本部艇 らくだ
川添安全委員長、国近安全委員、他1名
(2) 連絡艇 YMCAヨットクラブレスキュー艇
YMCAヨットクラブ会員2名(写真撮影を兼務),海上 保安庁1名
鬼崎ヨットクラブ安全委員会
会長挨拶
OYC各委員の連絡事項 安全訓練の概略説明(艇長会議)
陸上訓練開始
陸上訓練の概要 常滑消防署の指導による救急法及びAEDによる
心肺蘇生方法等
陸上訓練終了 海上保安庁による安全講話 落水者救助デモンストレーション
出艇(鬼崎フィッシャリーナ沖訓練水域に移動) 海上訓練開始 海上訓練(海上訓練プログラム参照) 海上訓練終了
帰港・解散

海上訓練プログラム
1 準備
(1) 参加艇の乗員は、ライフジャケットを着用する。
(2) 各艇は、アマチュア無線機及びVHF無線機を使用できる状態にして待
機する。
連絡周波数 アマチュア無線 432.90MHz
2 訓練内容
(1) 無線通信訓練
ア 参加艇 全艇
予備周波数 432.80MHz VHF無線 通話72チャンネル
イ 訓練内容 本部艇からアマチュア無線及びVHF無線で各艇を呼び出し,各艇は,
本部艇に応答する。 (2) 荒天帆走訓練
ア 参加艇 全艇
イ 訓練内容 メインセールとジブセールをフル展開で帆走中に、天候が悪化したと
想定して、以下の要領で帆走する。
(ア) メインセールを1ポイント又は2ポイントに縮帆する。
(イ) ジブセールをストームジブに変更するか、ジブファーラーは適切な
大きさまで巻き込む。
(3) 落水者救助訓練1 ア 参加艇
海上保安庁レスキュー艇,YMCAレスキュー艇 イ 訓練内容
YMCAレスキュー艇から海上保安庁職員が落水して,海上保安庁レ スキュー艇が落水者を救助する。
(4) 落水者救助訓練2 ア 参加艇
全艇
イ 訓練内容
フェンダー等を落水者に見立てて、以下の要領で落水者を救助する。 (ア) 落水事故が発生したら、直ちに浮環及びダンブイ(落水者マーク)
-2-
を投下(保有艇)して、落水者の位置を指示する。
(イ) 操船要員以外の者は、落水者を指示して見張りを続ける。
(ウ) 艇を反転させて、落水者の風上側に艇を停止させて、落水者を艇上
に引き上げる。 ※救助活動に入ったら、直ちに国際信号旗「O」旗を掲揚して「救助活
動中」であることを周囲の船舶に示す。 ※以前は,「落水者を風下側から救助する。」とされていたが,風下側
からだとヨットが風を受けて落水者から離れるので,「風上側から救助する。」。
(4) 曳航訓練1
ア 参加艇 全艇
イ 訓練内容
(ア) 航行不能艇は、国際信号旗 NC 旗を掲揚して漂流する、救助艇は、
航行不能艇に近づいて、曳航手順を説明して曳航する。 (イ) 救助艇と航行不能艇を交代して実施する。

(5) 曳航訓練2 ア 参加艇
(ア) 救 助 艇 常滑警察署 とこなめ愛2 航行不能艇 マイマイ
(イ) 救 助 艇 海上保安庁 ゴムボート 航行不能艇 SATA III
イ 訓練内容
(ア) 航行不能艇は、国際信号旗 NC 旗を掲揚して漂流する。救助艇は、
航行不能艇に近づいて,曳航手順を説明して曳航する。 (イ) 航行不能艇から救助艇への乗り換えは行わない。
3 連絡艇 YMCAヨットクラブのレスキュ-艇が連絡係を担当し、本部艇と無線機
を搭載していない各艇との連絡及び訓練の写真撮影を行う。
訓練海域
以上